日本微生物学連盟「野本賞」

 

日本微生物学連盟は、微生物学分野において、学術的に優れた一連の研究に基づく論文、著書等を発表し、今後一層の活躍が期待できる本連盟加盟学術団体正会員(45歳以下)に対し、2020年より野本賞を授与しています。野本賞は、本連盟の設立と発展に大きな貢献をされた初代理事長 故野本明男先生のお名前にちなんで名付けられました。野本先生は、ポリオウイルスをはじめとするウイルス研究で世界的に知られ、また高潔で温かい人柄により国内外で広く敬愛された微生物研究者です。


2026年度日本微生物学連盟「野本賞」
1.微生物学分野カテゴリー
(1)病気と健康:ヒトや動物に病気を引き起こす微生物と腸内細菌等の健康に直結する微生物の基礎および応用研究
(2)生活への応用:ヒトの健康や生活に役立つ物質を生産する微生物の基礎および応用研究
(3)環境とエネルギー:環境保全、生態系、農業(植物病原菌を含む)、エネルギー生産に関わる微生物の基礎および応用研究

2.応募資格
日本微生物学連盟加盟学術団体の正会員であり、選考の行われる年度の 4 月 1 日現在で45歳以下の者とします。

3.締め切り
2026 年 3 月 17 日(火)必着 ※延長しました。
 
2026年度日本微生物学連盟「野本賞」募集要項

2026年度日本微生物学連盟「野本賞」応募書類


日本微生物学連盟「野本賞」受賞者

  年度 カテゴリー 受賞者 業績の題目
第1回 2020年度 「病気と健康」 山本 雅裕(大阪大学微生物病研究所) 病原性原虫トキソプラズマと宿主の免疫学的攻防の解明
「生活への応用」 受賞者なし
「環境とエネルギー」 豊福 雅典(筑波大学生命環境系) 膜小胞を介した細菌間コミュニケーションの研究
第2回 2021年度 「病気と健康」 野田 岳志(京都大学ウイルス・再生医科学研究所) ヒト病原性ウイルスのウイルス粒子形成機構に関する研究
「生活への応用」 竹下 典男(筑波大学生命環境系) 糸状菌の菌糸生長
「環境とエネルギー」 簡 梅芳(東北大学大学院環境科学研究科) 環境調和型バイオテクノロジ―の創出を目指した生物機能と生物間作用の解明
第3回 2022年度 「病気と健康」 受賞者なし
「生活への応用」 甲斐 建次(大阪公立大学大学院農学研究科) 同種・異種微生物間における化学コミュニケーションの解明とその制御・利用
「環境とエネルギー」 諸野 祐樹(海洋研究開発機構超先鋭研究開発部門高知コア研究所) 海底下環境における微生物生命圏の実体と生態の解明
第4回 2023年度 「病気と健康」 中村 昇太(大阪大学微生物病研究所) 病原細菌の腸管定着機構に関する研究
「生活への応用」 宮永 顕正(東京工業大学理学院化学系) 放線菌が生産するβ-アミノ酸含有マクロラクタム抗生物質の生合成研究
「環境とエネルギー」 入枝 泰樹(信州大学学術研究院(農学系))

吉澤 晋(東京大学新領域創成科学研究科自然環境学専攻)
病原糸状菌と植物の攻防戦における感染・防御戦略の分子機構に関する研究

海洋微生物の新しい光エネルギー利用機構の解明

第5回 2024年度 「病気と健康」 佐藤 佳(東京大学医科学研究所) 新型コロナウイルスに関する基礎ウイルス学研究
「生活への応用」 淡川 孝義(理化学研究所環境資源科学研究センター) 微生物からの生合成酵素の精密機能解析とその応用による医薬品活性化合物の創出
「環境とエネルギー」 浦山 俊一(筑波大学生命環境系)
RNAウイルスの生態学的研究
第6回 2025年度 「病気と健康」 山崎 聖司(大阪大学 高等共創研究院) ヒトと細菌との新たな共存関係の構築に向けた細菌の新規制御手法の開発
「生活への応用」 勝山 陽平(東京大学大学院農学生命科学研究科) 放線菌が有する新規な二次代謝産物生合成酵素の探索とその分子機構の解明
「環境とエネルギー」 石橋 和大(農業・食品産業技術総合研究機構)
植物ウイルスの防除と利用に関する研究